フィットコムのシステム「CLUBNET(クラブネット)」の料金や口コミ評判、導入事例まとめ
最終更新日:2024年05月31日
この記事ではフィットネスクラブやジムなどの来店型会員制サービスに特化した会員情報管理システム「クラブネット」をご紹介します。情報管理はもちろんのこと、セルフ入会手続き、マーケティングに役立つデータ分析やメール配信機能、安心のサポートシステムやどこでも利用できるクラウド型サービスなど、その特徴をご紹介しています。
ぜひ会員情報管理システム選びの参考にお役立てください。
クラブネットとは?
クラブネットは、来店型の会員制サービスにおいて、クラウド上で会員管理ができる月額制のサービスです。ネットワーク上で会員管理ができるので、複数店舗や本部での情報管理・共有がしやすく、どこからでも情報にアクセスできることがポイント。しかもサーバを自社で保有せずに運用ができて、充実したサポートも受けることができます。
会員管理サービスを20年以上運用してきたクラブネットならではの信頼のサービスで、ビジネスをしっかりサポートしてくれます。
参照元:クラブネット公式サイト(https://www.fitcom.co.jp/clubnet/)
来店型会員制ビジネスのための充実した機能
会員情報や会費・売上の管理はもちろんのこと、WEB予約、来館管理など、来店型のビジネスには欠かせない機能が豊富に備わっているクラブネット。スポーツクラブやフィットネスジムといった健康増進施設はもちろんのこと、エステやスパといった美容サービスにも最適。
また、健康・美容以外にもカルチャースクールなどの来店型サービスにも利用できる、汎用性に優れたサービスでもあります。
低料金・短期間での導入が可能
最新の会員管理システムが、最低限の初期投資とリーズナブルなランニングコストで利用できることが特徴。またクラウド型なのでサーバの新規設置などが不要で、申込みから短期間で運用をスタートすることができます。
クラウド型の特徴として、PCだけでなくさまざまなデバイスに対応が可能。会員管理システムではブラウザではなく専用アプリケーションを使うので、スピーディに操作でき、お客様を待たせることなく対応できます。
365日安心の電話サポート
専任スタッフによる電話でのサポートが、オプションではなく標準サービスとして利用できることもクラブネットのメリット。トラブルや質問への対応の実績、そして専門知識が豊富なスタッフがサポートとして在籍しており、困ったときにすぐに対応してもらえます。
クラブネットの導入メリット
事務作業の負担が軽減できる
フィットネスクラブは、体験入会に始まり、本入会、入会後の会員情報、退会など、顧客管理が非常に煩雑になってしまうもの。この負担を軽減し、作業効率を高めてくれることが会員管理システムを導入する最大のメリットです。
クラブの規模によっては、トレーナー自身が事務作業を行うケースも少なくありません。しかし、事務作業に時間を取られ、本来の業務に差し支えが出てしまっては本末転倒。システムで効率化できる部分はシステムに任せ、トレーナーにしかできない作業に集中することが経営の効率化とサービスの質の向上には欠かせません。
また、Excelや汎用的な会員管理システムを使うこともできますが、フィットネスクラブに特化したものではないので使いにくい面があったり、ミスが発生する可能性があります。
それよりも、フィットネスなどの来店型会員制ビジネスに特化したシステムを導入することで、かゆいところに手が届き、きめ細やかな管理が可能になります。
管理できる会員情報が豊富
入退会情報や、入会金・月額料金などの支払い状況はもちろんのこと、入管情報、受講しているレッスンの情報まで管理できるのが便利なポイント。レッスンの予約や振替など、スタッフの手作業ではミスが発生しやすい部分もシステムで正確に管理できます。
体験レッスンの予約にも対応しており、体験レッスン後の販促・入会促進にも会員情報を役立てることができます。会員・体験レッスン会員を問わず、メルマガや販促メールを送信する機能もあるので、営業活動を効率よく進めることができます。
入会希望者がセルフ入会できる
入会希望者は、Webや店頭のタブレットを使って自分で入会手続きを進めることができます。入会希望者は自分のタイミングで入会手続きができ、スタッフと煩雑なやりとりをする必要がありません。入会希望者、スタッフともに時間や手間を削減することができる、導入したい機能のひとつです。
Webでの入会手続きでは、初期費用の決済まで進めることが可能。入店前に会員情報の入力と決済が済んでいれば、来店後はスムーズに利用を始めることができます。店舗、入会希望者の双方にメリットが大きい機能です。
マーケティングに役立つ分析・統計機能
ただ会員の情報を管理するだけでなく、それを有用なデータとして販促や新規出店に活かせるのもクラブネットの強み。
利用状況の統計、売上分析、在籍者分布など、さまざまな支店からデータを分析し、販促に活用することができます。入会促進はもちろんのこと、退会率の減少など、継続して安定した収益を得るためのデータを取得することも可能です。
運動処方・測定管理
フィットネスジムでは、トレーナーによるトレーニングプログラムの提供や指導がアピールポイントになります。利用者は、自分では効果的なトレーニングを組み立てることができず、ノウハウのあるトレーナーに指導を受けるためにジムを利用するのです。
しかし、このトレーニングプログラムの作成や、測定結果の管理・記録などをトレーナーが全て担当していては効率が悪いことは言うまでもありません。
クラブネットでは、トレーニングプログラムの自動作成機能を搭載。トレーニングの測定結果を記録しておいて、それに基づきプログラムをつくったり、カルテを管理することができるのです。
もちろん自動作成だけでなく、個別のプログラム作成にも対応。日々のトレーニング指導やその結果、会員のコンディションなどをシステムに入力して管理することで、トレーナーの負担を軽減することができます。
POSレジと対応した物販・在庫管理
月会費や入会金だけでなく、サービスに付随する物販は収益の重要なポイント。クラブネットでは、POSレジ機能での現金の管理はもちろんのこと、在庫などの物販管理もシステム上で行うことができます。
商品マスタを使い、在庫の管理が可能。入荷時の情報入力は、バーコードに対応。JANコードはもちろんのこと、独自のバーコードも処理できます。売上管理はもちろんのこと、正確な棚卸しと効率化にも役立てることができます。
またPOSレジは、パソコンとキャッシュドロア、レシートプリンタを接続することで可能。クラブネットとPOSシステムを連携させることで、会員情報と売上を紐付けることができます。
この会員ごとの売上情報は販促に活用することも可能。会員ごとにパーソナライズされた情報で、購買意欲をピンポイントに狙うことができます。
インストラクターの管理もクラブネットで!
インストラクターごとにマイページを作成し、レッスンスケジュールの管理、勤怠管理、給与管理などができます。インストラクター自身もマイページから情報を見ることができるので、経営者、インストラクター双方の手間を省くことができます。
もちろんインストラクターだけでなく、店舗スタッフや本部スタッフ向けの情報もクラブネットで管理・閲覧が可能。紙ベースでは面倒な情報管理を、クラブネットにまとめることができれば、煩雑な情報管理に追われることなく本来の業務に集中することができるのです。
クラブネットとほかのサービスを比較
サービス名(会社名) | サービスの特徴 | こんな施設におすすめ | 費用目安 | 資料(※) |
---|---|---|---|---|
クラブネット | RIZAPなどの大手をはじめ、全国多数の店舗に導入実績 | アフターサービスに拘り、365日サポートスタンバイが欲しい施設向け | 初期費用:220,000円~(税込) 月額費用:33,000円~ / 店舗(税込) |
なし |
【PR】SLIM(スリム) | 100種類の豊富な機能!店舗に合わせてカスタマイズ | WEB入会から会費請求、レッスンスケジュールまで、一つのツールにまとめて管理したい施設向け | 初期費用:385,000円 月額費用:38,500円(総合フィットネスパック) |
あり |
※1…キャククルに資料が掲載されているサービスのみダウンロードできます。
クラブネットの利用料金
毎月の料金としては、店舗ごとに月額使用料として30,000円~(税不明)が必要となります。また新規導入時には端末インストールや登録、トレーナー教育サービスなどを含めて20万円(税不明)ほどが初期費用としてかかります(標準機能・端末5台以内)。
なお、店舗の規模や必要な機能、端末数によって料金が変わります。
クラブネットの口コミ・評判
業務効率が改善!集計作業は7~8割の時間で済むように
代行手配の業務効率が改善され、集計作業に費やす時間が7割~8割に削減できた事が大きなメリットです。インストラクター自身も出勤管理やレッスン履歴が随時確認できるようになったことで、店舗側・インストラクター側双方の確認作業もスムーズになりました。
引用元:クラブネット公式サイト(https://www.fitcom.co.jp/voice/voice08/)
システム管理の導入で店舗の負担が軽減できた
新システム導入による若干の運用変更と、インストラクターにマイページが出来たことで実質担当者の作業は80%くらいの軽減ができていると感じています。
舗側のメリットとしては、今までペーパーで管理していたものすべてがシステム内で完結し、かつ、店舗で対応していた、「レッスン代行依頼」や「実績入力」をインストラクター自身で行うことによって、今まで担当者が少なくとも一週間に一度「実績入力」や都度「レッスン代行探し」の為の時間を割いていましたが、その時間は必要なくなりました。
引用元:クラブネット公式サイト(https://www.fitcom.co.jp/voice/voice12/)
提案力の高さに助けられています
実際にクラブネットを導入してから、何か困ったことが発生したときは、すぐに電話をしていますが、質問に答えるだけではなく、困っている課題について相談すると新たな提案までしてくれることがあり、とても助かっています!
引用元:クラブネット公式サイト(https://www.fitcom.co.jp/voice/voice11/)
クラブネットの導入事例
フィットネスクラブ広尾
過去に導入したシステムは必要な分析データを出力できず、システムが止まってしまうこともあり業務に支障があったことで乗換えを検討。クラブネットは安定して稼働しており、データをさまざまな角度から分析できることで、データをもとにして戦略を立てられるようになった。
参照元:クラブネット公式サイト(https://www.fitcom.co.jp/voice/voice01/)
RIZAP株式会社
新規事業立ち上げの際に、他社と比較してクラブネットを導入。操作性とサポートが手厚いことが決め手となった。WEBからの体験予約を導入しており、スムーズな集客に役立っている。バックヤードの集計分析業務でも、管理者の負担軽減につながった。
参照元:クラブネット公式サイト(https://www.fitcom.co.jp/voice/voice09/)
ウィングスポーツクラブ
振替や進級の管理を手作業で行っており、フロント窓口の作業が煩雑な状況。電話対応ができずに待たせてしまうことも。クラブネットを導入することで電話対応がなくなったほか、手作業がないのでヒューマンエラーもほとんど発生しない状況に。会員も手続きをスマホで済ませられるので、双方にとって価値があると感じられている。
参照元:クラブネット公式サイト(https://www.fitcom.co.jp/voice/voice10/)
アーミーフィットネス
店舗追加にともなって導入したケース。入退館の処理と会員証のデジタル化で、会員がセルフで入退館できるように。これによってトレーナーは指導の方に専念できる環境が整った。
またスマートフォンでのデジタル会員証の発行で、プラスチックの会員証の発行が少なくなりコスト削減にも役立っている。
参照元:クラブネット公式サイト(https://www.fitcom.co.jp/voice/voice13/)
公益財団法人 筑波メディカルセンター 健康増進センターACT
紙カルテからデジタルへのデータ管理の移行、クレジット決済の導入のためにクラブネットを導入。会員管理システムと運動処方システムをカスタマイズした。会員が自分でデータを見て、変化を感じられるようなシステムを構築した。
参照元:クラブネット公式サイト(https://www.fitcom.co.jp/voice/voice06/)
クラブネットの運営会社の概要
- 会社名 株式会社フィット・コム
- 設立 2000年 3月
- 資本金 4,000万円
- 所在地(本社) 東京都港区白金台2-25-7 COM21ビル 4F
- 公式サイト https://www.fitcom.co.jp/
本記事のまとめ
クラブネットは、フィットネスジム、スポーツクラブなど来店型の会員制サービスに特化した情報管理システム。会員の情報管理だけでなく、販促に役立つデータ分析やメール配信機能、会員向けのトレーニングプログラム自動作成機能など、トレーナーの負担軽減に役立つ機能が満載です。
入会手続きや入退館、レッスンの予約や振替など、受付が手作業で行うケースも少なくありません。しかし手間が大きく、ミスの原因になることも。これをシステムに任せることで、正確かつ効率よく作業ができます。
スタッフやトレーナー、会員がそれぞれ手間と時間を削減できるシステムで、サービスの質の向上にもつながるクラブネットの情報管理システム。業務の効率化・サービス向上のために、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
免責事項:本記事は、2023年6月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。