EC受注代行会社は受注の受付、ステータス変更や発送指示、さらには顧客の問い合わせ対応やクレーム対応をお願いできる企業です。手間のかかる受注処理とカスタマーサービスのアウトソーシングにより社内リソースを確保し、コア業務に専念できます。
ただ、EC受注代行会社は料金体制や得意分野が異なり、導入効果の最大化には自社に合った業者の選定が必要不可欠です。ここではEC受注代行サービスを提供する会社を目的別に紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目的別で選ぶ
EC受注代行会社
EC事業を大きくスケールさせたい企業向け
EC事業を少しずつ拡大したい企業向け
顧客との関係構築を重視したい中小企業向け
idiom ECバックオフィス代行

受注処理から梱包・発送までまるっと依頼できます。越境バックオフィスにも完全対応。
関通

国内に15以上の物流拠点を構え、月間受注処理件数100,000件以上という高キャパシティーを誇るサービスを提供。
EC受注代行会社の一覧まとめ
ここでは、EC受注代行サービスを提供している会社を紹介します。それぞれの代行会社の特徴を紹介していますので、自社に合った会社選びにお役立てください。
※画像をクリックすると、資料ダウンロードページに移動します。
会社名 | サービスの特徴 |
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スクロール360 |
ECにおけるリソース不足を豊富なノウハウでカバーするEC受注代行会社
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ウィズ・プランナーズ |
ニーズに合わせてサービスをカスタマイズ可能!スポット利用から長期の依頼まで幅広く対応
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KSプレミアムスタッフ |
受注数に応じたコスト設定を実現!安定した運営を確保するなら
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アプロ総研 |
低コストから気軽にスタート!予算の限られた中小メーカー企業におすすめ
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CUBE電話代行サービス |
月額55,000円で注文受付からクレーム対応まで任せられる
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インフォダイレクト |
業界特化の対応力!顧客満足と企業の信頼を守る電話接客なら
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ドゥファイン |
ノウハウと柔軟なオペレーション体制で、EC受注業務の成果を最大化するパートナー
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マーケティングアソシエーション |
正社員が問い合わせ対応から出荷指示までワンストップ対応 |
idiom ECバックオフィス代行 |
業種・業界を問わず多くの商材に対応してきた実績あり |
関通 |
受注代行を専門とする部隊により受注処理業務の自動化 |
ネットロジスティクス |
ネット通販特化の受発注処理とカスタマーセンター代行サービス |
エフザタッチ |
徹底的なヒアリングによりマニュアルの作成を実施 |
ジェイエムエス・ユナイテッド |
コールセンター立ち上げや運営移管の経験をもとにした運営 |
アイ・エヌ・ジー・ドットコム |
テレコミュニケーターに対して通販マインド醸成のための研修を実施 |
アートトレーディング |
月次ミーティングにより改善し続ける受注代行体制を構築 |
オフィスジャパン |
24時間体制で通販・ネットショップの受注業務を代行 |
ブランジスタ |
SVとコミュニケーターによるチーム体制を構築 |
ボンズコミュニケーション |
スポット対応から通年まで幅広く対応できる |
FANCAS合同会社 |
受注代行だけでなく顧客対応や倉庫対応・在庫管理まで支援 |
EC事業者の受注における課題とは
EC事業者を対象に行われた調査によると、現在EC業務における課題は「送料を含む配送コストの高騰」が挙げられています。全体のおよそ56%がこの点を課題としています。そのほか、「業務の属人化」や「複数サイト運営に伴う受注業務の煩雑化」といった課題も挙げられていました。
その中で物流代行サービスを利用しているネットショップは37%。物流代行を利用することで業務効率が進むものの、利用コストが上がってしまうといった課題を挙げている業者もいます。
また受注管理システムを利用中のネットショップは56%で、「機能が充実しているか」といった点が重視されていることがわかっています。さらに、倉庫管理システムを利用中のネットショップは30%あり、利用料金の安さが選択時のポイントとなっている、という結果となっています。
以上から、EC市場において物流代行サービスや受注管理システム、倉庫管理システムを導入する上では、やはりコストや機能といった面が特に重視されているといえます。
参照:ECのミカタ 「EC事業者の受注・出荷業務」に関する実態調査(https://ecnomikata.com/knowhow/26591/)
EC受注代行に依頼するメリット・デメリット
EC受注代行サービスは、ECサイト運営において、多くの利点を提供する一方で、慎重に検討すべきデメリットも存在します。ここでは、受注代行サービスを利用することのメリットとデメリットを紹介します。
メリット
人件費の削減
受注代行サービスを利用することで、社員を雇用するコストを大幅に削減できます。 注文数に応じた料金プランを選ぶことで、コストを最適化し、運営コストの削減に寄与します。
コア業務への集中
受注処理を代行することで、広告・マーケティング活動、サイトのアップデート、データ分析といった、売上向上に直結するコア業務に集中することが可能です。 これにより、社内リソースを効果的に配分し、ビジネスの成長を促進できます。
ミスの削減
受注処理のプロフェッショナルに業務を委託することで、自社での対応時に生じる可能性のあるミスを削減します。 専門的な知識と経験を持つチームが、正確かつ迅速なサービスを提供することで、顧客満足度の向上に貢献します。
デメリット
ノウハウの蓄積が難しい
全ての業務を受注代行サービスに委託することで、自社内でのノウハウや経験の蓄積が困難になる場合があります。 将来的に内製化を考えている場合は、この点を検討する必要があります。
顧客との直接的なコミュニケーションが減少
カスタマーサポートも代行する場合、顧客からの直接的なフィードバックを受け取る機会が減少します。 これにより、顧客のニーズや問題点を把握しにくくなり、サービス改善の機会を逸する恐れがあります。
情報セキュリティのリスク
個人情報を含む受注データを外部の代行会社に委託することで、情報流出のリスクが高まる可能性があります。 信頼できる代行サービスを選択し、適切な契約とセキュリティ対策が必要です。
EC受注代行に依頼する際は、これらのメリットとデメリットを総合的に検討し、自社のビジネスモデルや運営戦略に合った最適な選択を行うことが重要です。
EC受注代行の選び方
EC受注代行を検討する際に押さえておきたいポイントをご紹介します。業者を比較検討する際に参考にしてみてください。
どのような分野を得意としているか
まずは「専門性」について確認しておくことが大切です。EC受注代行会社にはそれぞれ得意な分野がありますので、EC全般に関するノウハウを有しているか、美容系や食品など、特定のジャンルや市場に特化しているのかどうかといった点を確認しておくことがポイントです。
さまざまな商品を取り扱っているという場合には、幅広い商品を得意とする代行業者を選択することがおすすめです。それぞれの業者のホームページに取り扱っているジャンルや得意分野などが記載されているケースが多いため、検討時に参考にしてみてください。
確かな実績を持っているか
EC受注代行サービスを手がける業者は多くありますが、「どれくらいの実績があるか」という点も確認しておきたい部分です。ECサイトの運営にはさまざまなノウハウが必要となりますが、実績が多い業者であれば、その分ノウハウも多く持っていると考えられるためです。
また、変化が激しいEC市場において多くの実績を積んでいるということは、その変化にも対応していける業者であると考えられます。
ワンストップ代行が可能かどうか
EC受注代行の業者を選ぶ際には「ワンストップ代行」が可能な業者を選ぶことがおすすめです。このような業者であれば、受注代行だけではなく物流代行や決済代行、EC運営代行のほか、マーケティング支援など一貫して対応を依頼できます。
このようなサービスの利用によって、EC・通販事業者は商品開発や事業計画に専念することが可能になりますし、商品を購入してくれたお客さまへの対応もスピーディーに行えるようになります。
受注代行サービスの費用相場
受注代行サービスは企業によって異なります。サービス料金を見積もりベースで提示する会社が多く、問合せが必要になるケースが少なくありません。
また、金額をホームページに記載しているEC受注代行会社の費用は各社によって費用の設定基準が異なり、
- 1名1日対応プラン250,000円/月
- 初期費用165,000円〜、月額費用330,000円〜
- 想定受注件数0〜1,000件/月:385,000円
各社の特徴を把握しつつ、どんなプランであれば費用対効果が高くなるかを見極めましょう。
EC受注代行会社に依頼できる業務内容
EC受注代行会社に依頼できる業務内容は多岐にわたります。 これらのサービスを利用することで、ECサイトの運営がよりスムーズに、また効率的に行えるようになります。主な業務内容には以下のようなものがあります。
注文内容の確認
受注データをショップシステム内で確認し、商品の数量や在庫状況をチェックします。正確な注文内容の確認を行った後、顧客への注文受付メールを送信します。
入金処理
様々な支払い方法に対応し、顧客からの入金を確認します。入金確認後は、顧客への確認メール送信と、必要に応じて返金対応も行います。
商品発送の手配
入金確認後、出荷管理システムを通じて物流担当者または物流会社に出荷指示を出します。商品の発送準備が整い次第、顧客への発送通知を行います。
伝票の作成
商品発送の際に必要な伝票を作成し、記録として保管します。これにより、発送の記録を明確にし、将来的な問い合わせにも迅速に対応できます。
返品・交換業務
商品到着後、顧客から返品や交換の要望があった場合に対応します。返品要請の受付から、商品状態の確認、返金または交換手続きまでを一貫して行います。
カスタマーサポート
商品に関する問い合わせや顧客からのクレーム対応など、幅広いカスタマーサポート業務を提供します。顧客満足度の向上に直結する重要な業務です。
EC受注代行に関するよくある質問
Q1.受注代行とは、どのようなサービスでしょうか?
ECサービスなどにおける受注業務を代行会社に外注することを受注代行と呼んでいます。具体的なサービス内容としては、電話やインターネット、FAX、郵送での受注処理のほか、メーカーに対する発注処理や問い合わせ対応などがあります。
そのほかにも、EC受注代行会社によって提供しているサービスが異なります。中にはECサイトに必要となる画像作成や商品の登録など幅広い対応を行っている会社もあります。受注代行会社を選択する際には、どの部分まで依頼できるのかをしっかりと確認しておくこともポイントです。
Q2.繁忙期のみ受注代行を依頼できますか?
それぞれのEC受注代行会社のサービス内容によりますが、中には繁忙期のみスポットで代行を依頼できる業者もあります。
以上から、普段はリソースが足りているものの繁忙期にはリソース不足を起こしてしまい十分な対応ができない、一時的に販促を手厚くするタイミングではもっと人手が欲しい、といった課題や要望を抱えている場合には、スポットで依頼ができる会社を選ぶことがおすすめです。
Q3.オペレーターの対応品質について教えてください
お客さまと直接会話するオペレータの対応品質については、それぞれの会社においてどのような教育を行っているのか、といった点を確認しておくことが大切です。中には事業者ごとに対応マニュアルを用意しているといったところもあります。
特に実績が豊富なEC代行会社であれば、オペレーターの品質についても徹底しているところも多く見られますので、それぞれの会社がオペレーターの品質管理についてどのような取り組みを行っているのかを確認しておくことが大切です。
まとめ
EC受注代行サービスについてご紹介してきました。さまざまなサービスがあるため、依頼先を検討する場合にはそれぞれの会社の対応内容や料金についてあらかじめ確認した上で比較することがおすすめです。気になる会社のサービスを検討し、自社に合ったサービスを見つけてください。
- 免責事項
- 本記事は、2023年3月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。