株式会社グローバルインフォメーションの市場調査業務や口コミ評判をリサーチ
最終更新日:2024年05月27日
海外市場調査レポートを購入する、もしくは海外市場のリサーチを依頼するときに、どんな理由で躊躇されますでしょうか。
「調査会社への問い合わせや英語でのやりとりが煩雑」「外貨送金が不安」「英文レポートの専門用語が読解しづらい」「そもそもどのレポートを購入すればいいか分からない」といった理由が多いかもしれません。
本記事でご紹介するのは、そんな不安を払しょくしてくれる海外市場調査会社、株式会社グローバルインフォメーションです。
ここでは同社の海外市場調査サービスについて、その特徴や導入事例、評判などを紹介していきます。
グローバルインフォメーションとはどのような会社?
グローバルインフォメーションは、市場調査レポート販売や委託調査を受託している会社です。海外の調査会社との協力関係を構築しており、200社以上の調査会社が発行する約15万点のレポートを保有している海外市場調査のオーソリティ企業です。
市場調査のプロであるアナリストが調査したレポートが入手でき、選択肢が豊富。さらに同社の専門家が貴社のニーズにマッチする最適な調査レポートを提案してくれます。
2022年12月期の連結売上は29億8,400万円で、そのうち「市場調査レポート」の販売が85.5パーセントを占めています。次いで大きな部門は委託調査で、7.0パーセントですが、この委託調査は競合他社と一線を画します。
通常の海外市場調査はエンドユーザーへのアンケートなどが中心ですが、グローバルインフォメーションは海外200社以上の調査会社との提携により、業界に特化した調査や特定の商材やサービスの市場を実際に調査することが可能です。
※参照元:株式会社グローバルインフォメーション「決算説明資料」(https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS97504/443d982d/9bcb/4ffa/ae76/71ed50c6b867/140120230302522457.pdf)
顧客のニーズに合わせて提携調査会社に調査が委託できる
グローバルインフォメーションのサービス最大の特徴は、調査の目的、ご希望の納期および予算に合わせ、顧客固有のニーズに合わせてた調査が依頼できる点。
ニッチなカテゴリや業界においても、オンリーワンの調査報告書を作成してくれます。
既刊レポートは、不特定多数の購買者向けに調査会社が調査項目、対象地域、構成まですべて決定するのに対し、委託調査の項目はすべて依頼企業が決定することができます。
納期および費用面では既刊レポートよりもかかりますが、調査会社の専門アナリストが顧客のためだけにオリジナルのレポートを作成してる価値は相当高いものです。
グローバルインフォメーションが提携している国内外の市場調査会社は200社以上になりますので、「手に入らないレポートはない」と言っていいと思います。
市場調査会社との煩雑なやりとりもグローバルインフォメーションが代行してくれるので、あまり手間をかけずに海外市場の調査を行うことができます。
英文でのレポートが納品されたとしても、AI翻訳ツールで日本語にすることもできますので、英語ができなくても心配ありません。
グローバルインフォメーション
委託調査に関する
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カスタマイズされた「委託調査」はバリエーションも豊富
委託調査なら、一般的な市場調査レポートにはない産業分野や、情報が少ないニッチなテーマでも情報を収集してレポート化することが可能です。
詳細に知りたい項目に関して調査範囲を広げたり、より詳細なデータを追加したりといったカスタマイズも自由にできます。また、調査結果をわかりやすくするためにグラフや図表を作成することもできます。
カスタマイズが多ければその分費用がかかりますが、世界中の調査会社との密接なコネクションを構築しているグローバルインフォメーションなら、予算の範囲で最大限の要望に応える調査プランの提案が可能です。
多岐にわたる調査種類と手法
必要な情報によって、実施するべき調査の種類や手法、調査対象地域などは異なります。市場調査会社も、特定の調査手法を得意とする会社や特定地域の調査を得意とする会社など、その特徴はさまざまです。
グローバルインフォメーションは、コーディネーターとして、依頼企業からさまざまなニーズをヒヤリングし、海外調査会社の選定から成果物の納品まで一貫してサポートしてくれます。
たとえば、以下のようなニーズと調査種類があります。
競合について知りたい | サプライヤー調査 主要顧客調査 経営戦略、技術動向調査 競合製品調査 ベンチマーキング調査 |
---|---|
新しい市場分野に参入したい | アプリケーション別市場規模、有望性調査 潜在ニーズ調査 法制度調査 協業企業調査 |
エンドユーザーのニーズを知りたい | 自社製品の評価調査 潜在ニーズ調査 |
海外市場へ参入したい | 対象国選定のための市場規模および将来性調査 法制度調査 最新技術動向調査 競合企業調査 |
仕入提携先を探したい | 価格動向調査 参入対象国におけるパートナー探し 参入対象国の市場規模、将来性調査 |
流通経路、販路、代理店について知りたい | 対象国の市場/流通構造調査 対象国におけるパートナー探し 法制度調査 |
マーケティングリサーチも依頼できる
「エンドユーザーが求めていることを知りたい」「ブランド認知を向上したい」といった課題に対して、ユーザーのニーズや行動、意識などをリサーチ・分析するのがマーケティングリサーチです。
新規事業を立ち上げたいという場合は、市場調査とマーケティングリサーチはセットで行なう必要がありますが、自社でできるマーケティングリサーチには自ずと限界があります。
その点グローバルインフォメーションでは、マーケティングリサーチにも対応してくれるため、非常に効率的。
ウェブ上での行動ログや購買データの分析といったマーケティングリサーチによってユーザーの真のニーズを知り、自社が勝てるポジションを見出したり、既存のサービスにはない強みを創出したりできるようになります。
グローバルインフォメーションで実施しているマーケティングリサーチの手法は、「パネル・アンケート調査」「インタビュー調査」「SNS調査」などがあります。
パネル・アンケート調査は、パネル会社保有の多数の指定回答者に対してアンケートを実施。データの数値化や特定の層に絞った多数のデータ取得ができる調査です。
インタビュー調査では数値化できない「感情」の深堀調査が可能。SNS調査では、投稿を基にAIが評価レビューを実施、市場のニーズが分析できます。
グローバルインフォメーションをおすすめする3つの理由
1.30年以上の実績ベースにした精度の高い市場調査
グローバルインフォメーションは、30年以上海外市場調査業界をけん引してきた実績がある海外市場調査の分野におけるエキスパートです。ネームバリューのある大手企業の海外市場調査を手掛けていることからも、その信頼度がうかがえます。
レポートは、市場調査のプロである海外調査会社の専門家であるアナリストが作成しています。
さらに既刊のレポートでは無料のサンプルや試読サービスを提供、どこまでも依頼企業のリクエストに応える姿勢が高く評価されています。
グローバルインフォメーションは単なる調査会社というよりは、国内外の市場調査に関するコンサルテーションをしてくれる会社、という要素が強い会社です。
2.海外調査会社200社以上、約15万のレポート
グローバルインフォメーションに依頼すれば、その知見や実績を活かして「この会社がこのフェーズで入手すべき調査レポートはこれだ」という判断をしてくれます。
比較検討できるレポート数は15万以上、海外調査会社200社以上と協力関係を構築しており、同社サイトに掲載されていないジャンルのレポートであっても、リクエストを出せば探してくれます。
ニッチな調査の場合などは既刊レポートの中に最適なものが存在しない場合もありますが、そんなときには「委託調査」というカスタム調査という選択肢がありますので、「こんな調査はできないだろうな」といった心配は不要です。
海外市場の調査はまるごとお任せできるため、調査にかかる膨大な時間を圧縮してビジネスチャンスを逃しません。
3.日本語で納品後まで徹底サポート
海外市場調査でも、サポートは日本基準です。レポート探しから購入、納品まで、日本語で専任スタッフが対応しています。見積もり・請求書は購入時のレートで換算した日本円での発行です。納品後に後払いすることも可能で、支払い通貨はもちろん、「日本円」です。
英文で構成された専門的な市場調査レポートは、日本人がそのまま読むのは大変かもしれません。その点同社で英文レポートを購入した場合、納品から5日間は約10分で日本語版レポートの作成が可能な「AI翻訳ツール」を無料で利用できます。
グラフや表を崩すことなく翻訳できるため、手直しも不要です。また、ソフトウェアのインストールも登録不要。5日以内の都合がいいタイミングで翻訳できます。
英語が苦手な企業でも日本語や日本円のまま取引ができるので、海外調査レポートでも不安を感じることなく購入できるサービスです。
グローバルインフォメーション
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グローバルインフォメーションに依頼するメリット
海外市場調査会社はたくさんありますが、完全にオリジナルの要件定義で海外の特定業界やマーケットの調査をしてくれる会社は、ほかにはあまりありません。
エンドユーザーのパネル調査をしたところで、業界独自の動向や市況までくわしく調べることはなかなかできないというのが実情です。
その点、いわゆるBtoBの調査や業界特化の調査を専門とする海外の調査会社と太いパイプのあるグローバルインフォメーションに頼めば、依頼企業が本当に知りたいコアな情報や最新の市場動向がわかるレポートが入手できるのです。
既刊レポートでなんとかするか、多少お金や時間がかかっても精度の高いレポートを望むか。
予算がない場合でも、予算の範囲内で委託調査を提案してくれますので、まずはグローバルインフォメーションに問い合わせてみることをおすすめします。
グローバルインフォメーション
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海外市場調査依頼の流れ
海外市場調査を依頼する大まかな流れは、「調査検討依頼→調査具体化→調査提案→契約締結」です。依頼の流れに沿って、手順を少し詳しく紹介していきます。
調査検討依頼
まずは、調査検討依頼をします。調査概要や目的、欲しい情報項目を伝えてください。担当スタッフが要望を聞き取った上で、概算見積もりを提出します。メールで調査概要を送付することも可能です。
調査の具体化
調査概要が決まったら、より詳細に調査内容を決めます。要望の調査項目と納期、費用を踏まえて、複数の提携海外調査会社と協議。最適な調査設計概要を提案してもらえます。
調査の提案
調査概要と概算費用に関しておおむね同意できれば、より詳細な調査項目やタイムラインの協議に入ります。調査計画書を作成してくれるので確認してください。調査計画書は、アナリストが作成する英文プロポーザルといって、より詳細な項目・タイムライン・調査手法等が記載されています。
契約締結
提案内容に納得できたら、「お客様とグローバルインフォメーション」「お客様と調査会社」それぞれの間で調査委託契約書を締結。この契約締結をもって、正式な委託調査の発注となります。その後は、調査を行い、中間報告を経て最終報告を受け取る流れです。
グローバルインフォメーションの費用目安
案件ごとの見積もりが必要なため、費用詳細は公式サイトで公開されていません。1ヵ国の地域における一つのテーマに基づく調査の費用は、約200万円~300万円が目安です。
先述したように最初に概算の見積もりを作成し、調査内容を協議。調査内容を提案して、調査計画書を作成します。調査内容と費用の概要に同意できてから契約締結という流れです。
概算費用は、以下の項目に基づいて算出しています。
- 調査対象国
- 対象製品
- ご要望の情報項目
- 調査の主旨・目的
- 納期・ご予算などのご希望等
概算見積もり・調査計画書の作成は無料です。
参考までに、日本語版市場調査レポートの事例を紹介します。
-
- 2023年国内エッジインフラ市場:エッジコンピューティング利用事例(2023年2月26日出版):618,750円(税込)~
- ITR Market View:ローコード/ノーコード開発市場2023(2023年2月14日出版):272,800円(税込)~
グローバルインフォメーションの導入事例
【医療機器を扱う国内大手医療機器メーカー】
医療機器メーカーの依頼を受け、米国の細胞診断装置市場における「ユーザーニーズ調査・市場動向調査」を実施。調査項目は次の通りです。
- 各社の製品別販売価格、利益実態の調査
- 米国内の細胞診断装置の金額、台数ベースでの市場動向調査
- コアユーザー50名へのアンケートによる満足度調査
- 事業モデル調査、サービス形態調査
【インフラ事業の国内大手水処理メーカー】
国内の水処理メーカーより依頼を受け、東南アジアの排水処理プラントの実績調査を実施。調査項目は次の通りです。
- 特定排水量以上の現地プラントのロングリスト作成
- 国別の排水処理市場動向
- 主な処理方式の調査
- プラント責任者への15項目別Q&A
【電子部品・半導体を扱う国内大手エレクトロニクスメーカー】
エレクトロニクスメーカーの依頼を受け、欧州のスマートセンサーベンチャー企業を対象とした企業実態調査を実施。調査項目は次の通りです。
- 出資元企業リスト作成、プロファイル調査
- 取引先企業リスト作成、プロファイル調査
- 出資概要調査
- 取引先インタビュー調査
参照元:グローバルインフォメーション公式サイト(https://www.gii.co.jp/custom_research/sample.shtml)
取引先には「旭化成株式会社」「味の素株式会社」「AGC株式会社」「ENEOS株式会社」「みずほ銀行」「中外製薬株式会社」といった大企業が名を連ねています。
グローバルインフォメーションの口コミ・評判
海外市場調査を利用している企業からの口コミ・評判はネット上に見つかりませんでした。代わりにグローバルインフォメーション(証券コード:4171)上場評判に関する記事の一部を紹介します。
「想定発行価格1,200円を基に吸収金額を算出すると約6億円となり、オーバーアロットメントを含めると約6.9億円規模の上場となります。同社グループは、グローバルインフォメーション及び非連結子会社である株式会社ギブテック(100%出資子会社)の合計2社で構成されています。事業は市場調査レポート事業、年間情報サービス事業、委託調査事業、国際会議・展示会事業の4つに区分されます。市場調査レポート事業及び年間情報サービス事業は設立当初から行っており、委託調査事業は、設立後1年以内に開始しています。国際会議・展示会事業については、2005年より本格的に開始しているそうです。市場調査レポート事業は、特定の調査項目について、調査出版会社のアナリストが市場・技術動向の調査・分析を行い、市場規模・予測、テクノロジーのトレンド、規制風土、競合環境・市場シェア、参入状況等を体系的にまとめたレポートを仕入れし、販売する事業です。市場規模のトレンド情報、将来予測、参入企業の製品シェア等の定量的なデータに加え、参入企業のSWOT分析情報等の定性的な内容についても記載されており、海外市場や新技術の調査の一環として提供しています。」
引用元:「IPO初値予想ブログなら、キムさんのIPO投資日記」より一部抜粋(https://ipokimu.jp/blog-entry-gii.html)
グローバルインフォメーションに関するよくある質問
ここからは、グローバルインフォメーションの委託調査に関する「よくある質問」を紹介していきます。海外市場調査依頼に関する疑問や不安を感じている方は、以下のQ&Aを参考にしてみてください。
Q1.調査会社 (出版元) ではなく貴社から購入するメリットは?
海外調査会社200社以上のレポート約15万点の中から、希望のレポートを比較して選ぶことができる点が最大のメリットです。1社だけの調査では最適なレポートが見つからない可能性があります。
また、ニーズに合った最適なレポートの提案から納品後のアフターフォローまでを一貫してサポート可能です。スタッフは全員日本語で対応してくれます。支払いにおいても、請求書発行後の日本円払いが可能。
見積もり・請求書は購入時点の日本円で発行します。さらに、無料のAI翻訳ツールを提供。日本語翻訳版レポートを約10分で簡単に作成できる点も、顧客側のベネフィットであると言えます。
Q2.どんなニッチな業界やカテゴリでも委託調査はおねがいできますか?
はい、委託調査は可能です。予算や時間を含め、どのような業界の調査が必要か、まずはご相談ください。レポート内容や調査手法などについても、質問は随時受け付けてくれます。
ニッチな業界やカテゴリ、テーマなど調査の要件がしっかり固まっていればいるほど、海外のどの会社にどのようなレポート依頼すればいいかグローバルインフォメーションが判断してくれますので、できるだけくわしい情報を提供するようにしてください。
Q3.無料サンプルとはどのようなものですか?
希望レポートの数ページ~数十ページのPDFファイルです。目次・概要・グラフ/図表 (数値詳細はサンプル用) を含みます。
重要視するポイントや確認したい内容を伝えれば、可能な限り要望に合ったページのサンプルを担当者がEメールで送付してくれます。
グローバルインフォメーションの会社概要
会社名 | 株式会社グローバルインフォメーション |
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上場市場 | 東京証券取引所 スタンダード市場(証券コード 4171) |
所在地(本社) | 神奈川県川崎市麻生区万福寺 1-2-3アーシスビル 7階 |
設立 | 1995年1月 |
資本金 | 162,497千円 |
TEL | 044-952-0102(代表) |
公式サイト | https://www.gii.co.jp |
事業内容 | 市場調査レポートの販売 委託調査の受託 年間契約型情報サービスの販売 会議展示会の代理販売 |
グローバルインフォメーション評判まとめ
海外市場調査のオーソリティー「グローバルインフォメーション」についてリサーチした内容をもとに、どのような海外市場調査会社なのか解説しました。
30年以上の実績から200社以上の調査会社との密な連携体制を構築し、15万点以上のレポートから最適なレポートを探してくれるだけでなく、完全にオリジナルの海外市場調査を可能にする「委託調査のサービスに興味を持たれましたら、一度資料をダウンロードしてみることをおすすめします。
さまざまな市場調査会社があるので選ぶのに悩んでしまうとは思いますが、同社であれば解決できない問題はないと思われますので、依頼する・しないにかかわらず、まずは相談してみるとよいと思います。