スマートマットクラウド（SmartMat Cloud）の導入事例や口コミ評判を徹底リサーチ
最終更新日：2024年02月29日
引用元：スマートマットクラウド公式サイト（https://www.smartmat.io/）
クラウド在庫管理システム・スマートマットクラウドとは
在庫管理システムとは、企業が保有する在庫情報や入出庫情報を管理する機能を持つシステムのこと。正確な情報を把握することで、物流品質や生産性の向上を図ることができます。
スマートマットクラウドは、リアルタイムで在庫情を共有できるクラウド型の在庫管理システムです。機器に在庫を載せることで、重さによって在庫データを管理し、自動発注にも対応。在庫管理・棚卸・発注業務を効率化できます。
以下では「スマートマットクラウド（SmartMat Cloud）」の特徴や導入事例、口コミ、会社情報を詳しくまとめております。
スマートマットクラウド（SmartMat Cloud）の特徴
在庫管理から発注まで自動化！
スマートマッドクラウドでは、これまで人の手で行っていた在庫管理を自動化できる点が大きな特徴です。同システムにおける在庫管理は、管理したい物品の重量を「スマートマット」と呼ばれる計測器に記憶させることで、在庫の変動を自動でデータ化。重量変化を検知し、在庫の減少を管理します。
従来のパッケージ型では「リアルタイムでの実在庫の把握」は難しかったものの、クラウド上で管理するスマートマットの活用により、今何がどこにどれだけあるのか、といった在庫数の管理が容易になります。
自動発注にも対応しており、在庫管理の完全自動化が可能です。「設定した数量を下回ったタイミングの発注」や、「指定日にストックしておきたい数量の差分を発注」など、用途や発注方法に合わせた設定ができるので、在庫管理の属人化を防ぎ、人件費の削減や管理業務の効率化を図ることができます。
企業の課題に合わせた使い方が可能！
スマートマットクラウドはさまざまな商材に対応しており、ネジのようなごく小さな部品から数百キロ〜1トンといった重さも計測可能です。気体・粉体・液体原料の重量管理もできるため、容器に入っていて中身が見えず、在庫の確認が難しい資材の管理も容易になります。
在庫を置くためのスマートマットはA3からA6サイズまでさまざまな大きさが用意されているほか、冷蔵庫や冷凍庫などにも対応。設置する場所を制限しないので、現地に行かなくても遠隔地から在庫状況を確認できます。
さらに、バーコードやRFIDとも組み合わせて利用できるので、これまでの管理方法に組み合わせて利用したり、一部だけスマートマットを導入するなど、既存の業務に負担をかけません。
このように、企業の課題や目的に合わせて利用できるため、導入件数は1,400件以上（※）。製造業や物流だけではなく、医療現場や飲食店、ホテル、老人ホーム、オフィスなどさまざまな業種で導入されています。
※2023年11月調査時点。参照元：スマートマットクラウド公式HP（https://www.smartmat.io/）
実在庫データの見える化でコストを削減
スマートマットクラウドは在庫数を計測するだけではなく、入出庫の自動記録や消費履歴のデータ分析を行います。それによって、在庫データから過剰発注や高額資材などの実際の支出額を明確にデータ化し、コスト削減や利益の最大化に繋げることができます。
また、自社内での導入・運用が不安な場合でも、サポートがあるので心配ありません。設置サポートから運用相談、導入後のデジタル化による在庫管理の効率化から生産性改善までサポートしてくれます。
スマートマットクラウド（SmartMat Cloud）の特徴まとめ
スマートマットクラウド（SmartMat Cloud）はリアルタイムな在庫情報を共有し、製品の動きを記録してモノの流れを見える化します。マットに置くだけで在庫確認や棚卸しができるほか、発注も完全自動化にも対応することで業務効率を改善。大きな商材や液体、気体にも管理できるため、幅広い業界で導入されています。
マットを置くだけで簡単に導入でき、他の管理システムの組み合わせも可能。既存の業務に負担なく導入できることも特長です。
スマートマットクラウド（SmartMat Cloud）の導入事例・口コミ評判
事例1：NTT東日本 板橋サービスセンター
- 業種：情報通信業
- 管理商材：故障・修理に欠かせない保守パーツ部材
課題：手書きの在庫点検管理による人的ミスを削減したかった
細かい部品類の管理における担当者の負担軽減に課題がありました。在庫点数としては数百種類以上、一番軽いパーツで1個当り数グラム、重いパーツでも数十グラムというような細かい物品の一つ一つを在庫管理する必要があります。細かな物品が多い中、「在庫切れ」のないように、在庫管理にはかなりの時間を要していました。
在庫管理プロセスに関してはルール化が進んだこともあり、欠品を起こすという事態は発生しておりませんが、とにかく欠品にならないように…と物品管理者は肉体的にも精神的にも負荷が大きかったです。
導入後：確認工数が約1/3まで圧縮できた
スマートマットクラウドの導入により、担当者が都度離席して、離れた倉庫まで行かなくても、どの物品が無くなりそうかをデスクから確認可能な点、これは本当に助かっています。
目視確認にも補助的に実施しますが、事前に閾値を下回っている物品を集中的に確認すれば済むため、週3日、各1時間の頻度で実施していた在庫確認の工数が、導入後は週1回・30分～1時間程と、確認工数が約1/3まで圧縮出来ました。
参照元：スマートマットクラウド公式サイト導入企業インタビュー（https://www.smartmat.io/case/infrastructure/7231）
事例2：医療法人瑞翔会 栄駅前矯正歯科クリニック
- 業種：歯科医
- 管理商材：矯正歯科材料、医療消耗品、院内販売品
課題：手書きの在庫点検管理による人的ミスを削減したかった
作業内容は本当にアナログで、ごく簡単な表を自分たちで作って数を数えて、申し送りのノートを見ながら注文を出していました。在庫管理を担当しているのは、主に歯科衛生士です。在庫管理のなにもかもに、貴重な歯科衛生士たちの時間と手間がかかっていました。また、引継ぎのときに、在庫についてのローカルルールを伝えることが、渡す側・引き受ける側双方の大きなストレスとなっていました。
導入後：在庫管理を事務スタッフに任せることができるようになった
これまで歯科衛生士が中心になっていた在庫管理を、事務方のスタッフにも任せられるようになりました。在庫管理は歯科衛生士にとって、最もストレスが大きく、時間も使う仕事。採用が難しく人手不足になりがちな衛生士が抱えている地味な仕事をどうにかしてコンパクトにしてあげたい、という願いを叶えることができました。
また、スマートマットクラウドを使うと、何をどれだけ使ったかというデータが手に入り、それが経営上の大きな強みになっています。
参照元：スマートマットクラウド公式サイト導入企業インタビュー（https://www.smartmat.io/case/dentist/7746）
事例3：株式会社ゴーリキ
- 業種：製造・販売業
- 管理商材：自社製造工場
課題：数百kgの重量物もある商材の在庫管理の不安を解消したい
以前から従業員に「製造に必要な部材が切れそうな為、急いで発注してほしい」と言われることが度々ありました。 都度対応するのも非常に効率が悪かったので、より効率的な在庫管理方法を模索していました。
導入後：棚卸しや発注業務の業務効率が改善
弊社で取り扱っている管理商材は数百kgの重量物があるため不安でしたが、マルチマット設定で管理出来ることがわかった点も導入するに当たり高く評価した点です。
スマートマットの導入後は、で月一回の棚卸を効果的に実施できて、且つ日々の発注業務に関しても、 メール及びFax発注を活用し自動化を実現しています。
参照元：スマートマットクラウド公式サイト導入企業インタビュー（https://www.smartmat.io/case/factory/4856）
事例4：株式会社アールキューブ
- 業種：飲食業
- 管理商材：ビールやウイスキー等のドリンク類、箸やおしぼり、洗剤等の消耗品類
課題：料理材料の発注漏れや、誤発注をによる余剰コストを解消したい
弊社では飲食店を経営しているのですが、料理の材料を発注する際に漏れや、誤発注が発生することがありました。そのようなミスが発生すると、発注を管理する社員の時間や余剰コストを取られてしまい大変非効率な状況になることがあり、なんとかしたいと思っていました。
導入後：在庫管理を事務スタッフに任せることができるようになった
導入の狙いでもあった「在庫数量の確認」や「発注に関する業務」負担が軽減出来たことに加え、 従来のやり方では発生していた「発注ミス」がなくなりました。現場スタッフだけでなく、管理する側の社員も「発注確認」や「発注ミス」の後処理を行う必要がなくなることで、重要な業務に専念できています。
参照元：スマートマットクラウド公式サイト導入企業インタビュー（https://www.smartmat.io/case/restaurant/5738）
スマートマットクラウド（SmartMat Cloud）の費用
スマートマッドクラウドの導入費用は、公式サイトに記載がありませんでした。小数台から試験的な運用もできるため、気になる方はまず資料にてご確認ください。
スマートマットクラウド（SmartMat Cloud）の主な機能
スマートマッドクラウドの機能は、「在庫」「発注」「通知」「連携」の4つに分けられます。ここでは、それぞれの機能についてご紹介していきますので確認しておきましょう。
在庫機能
在庫管理のためのさまざまな機能を搭載することにより、在庫管理をスムーズに行える環境を提供しています。
- 入出庫管理機能
在庫量変動を元にして、物品の入出庫データを確認できる機能 - マルチマット機能
物流パレットなどA3サイズを超える在庫の管理ができる機能 - グラフ表示機能
在庫量の推移をグラフで確認したい時に活用できる機能 - タグ機能
在庫管理にあたり在庫に対し補足情報を付与する機能 - 計測頻度の指定
スマートマットによる計測の頻度を指定できる機能
発注機能
スマートマッドクラウドは、必要な物品の発注をスムーズに行うための機能も搭載されています。
- 最低発注金額機能
仕入れ先ごとに最低発注金額を設定できる機能。設定金額に満たない時の発注は自動的にスキップできる - 単価設定機能
在庫の単価を設定することにより、「在庫の総額」を把握できる機能
通知機能
通知機能を活用することで、より効率的な在庫管理につなげられます。通知に関する機能は下記の3種類が用意されています。
- 補充アラート機能
閾値を設定することによって、在庫の残りが少なくなった場合にはメールで通知を行う - 回収アラート機能
発注点を上回った場合に、自動通知を行う機能 - テキストメール機能
通知メールがHTML形式だと表示が崩れる場合にテキストメールを使用できる機能
連携機能
さまざまな連携を行うことによって、データの管理や発注などをよりスムーズに行えるようになります。こちらでは、連携機能として用意されている3種類をご紹介します。
- CSV出力機能
在庫一覧ページやグラフページなど、管理ページの各ページにおける表示データをCSVで出力できる機能 - Medicodeデータ連携
医療現場において医療標準コード「メディコード」とのデータ連携が可能な機能 - Ciモール/FEEDデンタル/P.D.R.オンライン連携
歯科通販サイトでの自動発注を可能とする機能
「スマートマットクラウド」を運用している株式会社スマートショッピングについて
「スマートマットクラウド」を開発・運用している会社は、東京都品川区にある株式会社スマートショッピングです。「日常に永遠のイノベーションを」を掲げ、モノの流れに潜む無駄を、独自アルゴリズムを駆使した最新のIoTサービスで解消しています。
創業は2014年。技術・プロダクトで新しい価値を創り出すことはもちろん、ビジネスモデル・業務プロセス・組織を通じて付加価値を生み出し、社会に革新をもたらしている会社です。
1,400件以上の企業に導入されている「スマートマットクラウド」のほか、個人・家庭向けの「スマートマットライト」のサービスも提供しています。
株式会社スマートショッピングの会社概要
| 会社名 | 株式会社スマートショッピング |
|---|---|
| 会社所在地 | 東京都品川区東五反田5‐22‐33 TK池田山ビル2F |
| 会社設立年 | 2014年 |
| 資本金 | 1億円 |
| 公式HP | https://smartshopping.co.jp/ |
