フランチャイズ募集サイトまとめ【オーナー募集掲載するなら要チェック】
最終更新日:2024年09月02日
フランチャイズ展開する本部にとって、「オーナーをいかに集められるか」は事業成功のカギを握る大切な要因であり、オーナーを集めるための手段のメインになっているのがオーナー募集サイトです。
しかし、オーナー募集サイトでフランチャイズに加盟してくれるオーナーが本当に集まるのか、気になる本部の担当者も多いのではないでしょうか?
その一方で、オーナーを増やし着実にビジネスを成長させている事業が存在しているのも事実です。この記事では、オーナーを増やす方法を中心に解説します。
さらに、
- 自社ビジネスの利益率を理解した問い合わせが増え、月1件ずつ加盟契約を獲得できた。
- 商談3件で1件加盟契約が取れ、主要出店エリアを全て押さえたので全国展開が開始できた。
など、120業種以上の集客ノウハウを活かした加盟店オーナーを増やすWeb集客方法、ポジショニングメディアも紹介します。契約の見込みが高いオーナー検討者を集めて、フランチャイズビジネスを成功させたい方は、ぜひご一読ください。
コロナ禍で働き方を見直す方がフランチャイズオーナーに注目
多くの飲食店が休業や廃業を余儀なくされたコロナ禍でも、オーナー募集は積極的に行われていました。その事例に「中食ビジネス」があります。「感染リスクを抑えて自宅で外食の味が楽しみたい」というニーズをいち早く捉え、外食の宅配ビジネスをフランチャイズ展開したところ、コロナ禍でも大きく事業成長を遂げました。
職を失くして働き先や働き方を見直す方がここに着目し、「自分も独立開業してフランチャイズオーナーになってみたい」と、加盟を検討する方が増加しています。
フランチャイズ本部にとっても、オーナー募集を控えるよりも、「積極姿勢」に転じて「チャンス」と捉える機会と見るべきでしょう。
フランチャイズランキングと比較サイトの相違点
一般的に、インターネット上で見かけるフランチャイズランキングと比較サイトは異なる目的やアプローチで作られています。
フランチャイズランキングは通常、簡潔な形式で各フランチャイズ企業をリストアップし、その特徴や評価を簡単に紹介しています。これに対し、比較サイトはより詳細なフランチャイズに関する情報を提供し、その違いや特長を徹底的に調査しています。さらに、比較サイトはユーザーにフランチャイズを選択する際の支援を提供し、コンバージョン率を高めることを目指しています。
フランチャイズ加盟検討者に「募集サイト」を活用してアピール!
フランチャイズ加盟検討者を集めるスタンダードな方法といえば、「オーナー募集サイト」です。さまざまな業種のフランチャイズ募集を掲載したWebメディアで、独立開業を考えている方を対象に無料説明会の申し込みや資料請求を提供しています。また、サイトの規模が大きく、アクセス数も多いといった特徴があります。
オーナー募集サイトに掲載する場合には、基本的には次のような手順を踏んでおこないます。
オーナー募集サイトに掲載するまでの手順
フランチャイズ本部としては、掲載後、すぐにでも集客して契約に繋げたいところですが、検討中の方はすぐに申し込むのではなく、本当に契約すべきか情報を収集したり、契約に必要な資金を用意したりなど、契約までにある程度の時間をかけて検討します。
したがって、募集サイトへの掲載は、認知→興味→行動してもらうための準備期間と考えます。
フランチャイズオーナー募集サイト一覧
フランチャイズオーナーを募集できるサイトとしては、大きくわけると以下の2種類です。
- 独立支援のひとつとしてフランチャイズ加盟を提供するサイト
- フランチャイズのみを募集するサイト
次項では、フランチャイズオーナーの代表的な募集サイトをご紹介します。(掲載件数は2020年4月時点の数字)
キャククル(フランチャイズ募集サイト)
引用元:キャククル公式サイト(https://www.shopowner-support.net/our-service/lead-kyakukuru/)
特徴
ニッチなビジネスジャンルのフランチャイズ募集サイトであれば「キャククル」です。キャククルでは集客対象となるフランチャイズビジネスをコンサルタントが分析。
すでにある記事への掲載だけでなく、貴社ビジネスと親和性の高いターゲットを獲得できる記事も作成します。
キャククルを利用しているクライアントの中には3資料請求で1成約が取れている事例も。
そのため営業体制は整ってきたけれども「自社に合った掲載先がない」「自社理解をしてもらえる媒体に載せたい」というお悩みであれば解決できる媒体です。
マイナビ独立(フランチャイズ)
引用元:マイナビ独立公式サイト(https://dokuritsu.mynavi.jp/)
特徴
就職を手がけるマイナビが運営している独立支援サイト。代理店や業務委託など、独立するジャンルが選択できます。
また、マイナビ独立マガジンとした定期的な情報発信をしており、実際に店舗をオープンした方や事業を開始した方のインタビューなどのコンテンツも豊富です。元が人材サービスであるため、転職を検討している方が見てくれる可能性もあります。
新規掲載後にはサポートとしてアウトソーシングやノベルティの制作なども対応。
フランチャイズWebリポート
引用元:フランチャイズWebリポート公式サイト(https://fc.dai.co.jp/)
特徴
予算・業種・開業エリアと3つの条件から絞り込んで、掲載している企業をチェックできます。フランチャイズの事業説明会やセミナーなどの情報も掲載しているため、定期的に説明会を開催している会社にとっては宣伝にもなるサイトです。
ビジネスの特徴に焦点を当てた特集や、フランチャイズに加盟し独立した方のインタビューページや動画なども掲載されています。
加盟する長所や短所、ロイヤリティなどフランチャイズの基本知識を提供するコンテンツも豊富です。
フランチャイズの窓口
引用元:フランチャイズの窓口公式サイト(https://www.fc-mado.com/)
特徴
25,000人以上と豊富な会員数をもつサイトです。サイト経由で加盟店契約をしたオーナー宛に10万円のキャッシュバックお祝い金を支給しており、独立検討者にとってもサイトを通じて契約するメリットが大きいです。
業種や予算で絞れるほか、複数のキーワードを掛け合わせて検索できます。またエリアや日程から説明会を調べることも可能。掲載し契約に繋がった大手企業実績には「ミニストップ」があります。
フランチャイズ本部向け、「フランチャイズの窓口」への掲載方法とその料金について
アントレ
引用元:アントレ公式サイト(https://entrenet.jp/)
特徴
フランチャイズに加えて代理店なども含めて検索できる独立開業の支援サイトで、登録会員数は260,000人以上。フランチャイズの項目では都道府県や業種から検索が可能ですが、契約種類を問わずに検索できる構成のため、業務委託や代理店を検討している方にも見てもらえる可能性があります。
会員の内訳として年齢層は40代がもっとも多く、ついで50代と30代です。半分近くが一年以内の開業を検討しています。パンフレットのチェックやオーナーのアンケート調査、フランチャイズのシステムでよくある質問を掲載するなど、フランチャイズを検討している方のサポートが充実しているサイトです。
フランチャイズ加盟募集ネット
引用元:フランチャイズ加盟募集ネット公式サイト(https://fc-kamei.net/)
特徴
代理店などの独立なども検索できますが、もっともフランチャイズを重視したサイトです。新規に掲載している企業を中心に会社ごとのインタビュー記事を掲載しています。
起業するまでの流れなど基本的な紹介コンテンツも掲載されており、特にコンビニや飲食店は特設の募集ページを作成するなどアピールが強いジャンルです。検索する際にも飲食・サービス・小売と大きな業種ジャンルが3つ用意されており、更に細かい業種を複数選択できます。ファミリーマートやローソンなど大手のコンビニチェーンも募集を掲載しています。
フランチャイズみんコレ!
引用元:フランチャイズみんコレ!公式サイト(https://fc.mincore.jp/)
特徴
ロイヤリティや営業利益率、開業資金などのデータをグラフで表示するなど、加入メリットがわかりやすくされています。また、開業祝いの金額や本部の本気度などをランキング形式で掲載。
機能面では、資料請求リストや過去に見た企業情報の履歴がチェックできる他、オーナーとして加盟検討されている方のマイページはサポート機能が充実しています。
掲載するプランのなかに加盟店契約が成立した場合のみ費用が発生するプランも用意されているので、試しに登録してみるのもよいでしょう。
FCオーナーズ
引用元:FCオーナーズ公式サイト(https://fc-owners.com/franchise/)
特徴
オーナーを検討している方の要望からできた、これまでのフランチャイズ事業のマーケティングデータをもとにAIで相性のよい企業を提案するサイト。
会員登録したユーザーが相談を投稿でき、返答を受けられるページも用意されています。説明会の情報ページでは企業ごとに開業資金・収益モデル・店舗数などが掲載されており、説明会に行く前におおよその比較ができます。
カケハシ
引用元:カケハシ公式サイト(https://kkhashi.com/)
特徴
カケハシは創業以来、新規開拓営業の専門会社が運営するマッチングサイトです。フランチャイズ募集から代理店募集、副業等の案件まで幅広く登録することができます。
掲載した企業や応募者ともにオンラインにて相談ができ、新規開拓営業専門会社ならではの営業ノウハウの提供も可能にしています。
今後は掲載企業と応募者がチャットでコミュニケーションができる機能やマッチング機能も追加されていくとのことです。
契約率が上がる募集サイトの選び方
募集サイトは、掲載することがゴールではなく「契約を結ぶこと」が最終目的です。せっかく掲載しても何の反応もなく、契約が上がらなければ全ての努力が水の泡になってしまいます。運営会社によって募集サイトにもさまざまなタイプがありますので、まずは「契約率が上がるサイトかどうか」を見極める必要があります。
「全ての募集サイトに掲載すれば良いのでは…」と思われるかもしれませんが、オーナー募集サイトへの掲載には費用が発生するのがほとんどなので、全てに掲載するには多額の広告予算が必要となります。大手企業のように資金力があればそれも可能ですが、一般的には1~2サイトを厳選して掲載することになります。
では、多数あるオーナー募集サイトのなかから「どのような基準」で選べばよいのでしょうか?ここでは、契約率が上がる募集サイトを選ぶ際のチェックすべきポイントを紹介します。
募集サイトのコンテンツ内容
オーナー検討者がもつ悩みを解決するコンテンツが豊富な募集サイトは、訪問数や信頼度が高いメディアといえるでしょう。訪問頻度が高ければ、募集情報も目にする機会も増えるため、契約につながる可能性が高まります。
「自分がもしもオーナーになるとしたら…」
という目線でチェックし、フランチャイズ運営に役立つコンテンツが多いサイトを選びましょう。
募集サイトの会員傾向
フランチャイズの業種によっては、業種に向いている年齢層や性別なども異なります。例えば下記のようなオーナーを求めている募集サイトがあります。
-
夫婦
-
グルメセンスのある若い女性
-
安心感のある人物
募集サイトに登録している会員の傾向と、フランチャイズ本部(あなた)が求める「オーナー像」が合っているかを事前にチェックしましょう。サイトは、オーナーになって欲しい方を対象としたデザイン構成であるとは限りませんので、「どんな方が登録しているのか?」営業担当者に質問してみましょう。
オーナー募集サイトを選ぶ際に把握しておくべき2つのポイント
これまで紹介してきたように、フランチャイズのオーナー募集サイトは数多く存在ます。実際に多くのオーナー検討者が訪問しますので、掲載企業にとって自社情報を閲覧してもらう絶好の機会です。しかし、把握しておくべきポイントが2つあります。それは、
- 多くの競合他社も掲載していること。
- オーナー検討者の主な利用目的が、契約ではなく情報収集であること。
の2点です。オーナー募集サイト内の規定ルールに従った「広告サイズ」「文字数」「画像数」で掲載しているので、自社と競合との違いや何が魅力なのか他社との差別化がしにくい点があります。
オーナー検討者も、はじめから「この企業と契約しよう」と決めているわけではなく、主に「情報収集」を目的とした「とりあえず資料請求」するケースが多いため、資料請求数は増えても、契約まで至らないことも少なくありません。そこで、資料請求ではなく、
「契約率」を重視した、自社の「強み」に賛同する検討者だけを集めるWeb集客施策
を活用する方法もあります。フランチャイズ系の他、120以上の業界で導入済みで、導入した企業様より、
- 自社ビジネスの利益率を理解した問い合わせが増え、月1件ずつ加盟契約を獲得できた。
- 商談3件で1件加盟契約が取れ、主要出店エリアを全て押さえたので全国展開を開始した。
といった効果を実感していただいている「ポジショニングメディア」という施策です。
契約率を重視したWeb集客施策「ポジショニングメディア」とは?
フランチャイズ加盟検討者が求める事業に特化した専門メディア
ポジショニングメディアは、例えば、
- 「エステ フランチャイズ」
- 「放課後等デイサービス フランチャイズ」
- 「プログラミング教室 フランチャイズ」
など、加盟検討者が興味を持つ、1つの業種に特化したメディアを独自に開設。
特定の業種について情報を集めるフランチャイズ加盟検討者のみ
を集めます。たとえ、業界知識が少なくても、自分に合った適切なフランチャイズビジネス、ビジネスモデルを提供するフランチャイジーが簡単に探し出せ、どのビジネスに加盟すべきかが判断できます。
ポジショニングメディア導入前と後の反響の違い
このように、掲載する企業にとっても、自社ビジネスモデルの「特徴」や「強み」をしっかりと理解してもらいながら、認知度アップや資料請求をはじめ、契約率の高いリード獲得が可能です。
フランチャイズのポジショニングメディア導入体験談
当社とマッチする検討者が増えて助かっています。
毎月電話だけで10件ほど問い合わせが来ており、契約を安定的に獲得しています。以前はポータルサイトで集客し説明会を開いていましたが、当社の事業に本気で取り組みたいというよりは、何となく話を聞きに来ている方が殆どでした。
ポジショニングメディアを導入したことで、当社の強みでもある、経営サポート力に魅力を感じてたオーナーが集まるようになり、説明会を開いても以前とは違う本気度の強さが感じられます。当社とマッチする検討者が増えて助かっています。
商談からの契約率の高さに驚いています。
自社サイトで集客していましたが、問い合わせも殆どなく対策に困っていました。導入後、月平均5件ほど資料請求が来るようになり、商談にも繋がっています。商談になれば、3件に1件は契約に至るので、契約率の高さに驚いています。
問い合わせの段階で当社の強みを理解する検討者が増えました。
当社の強みは「商品原価率の低さ」なのですが、ポータルサイトでは競合と差別化できずに強みが表現できていませんでした。
しかし、ポジショニングメディアを導入したことで、競合他社との違いを分かりやすく伝えることができ、問い合わせの時点で、すでに強みを理解し当社に興味を持っているので、商談もスムーズに進み契約に繋げることができました。
ポジショニングメディアについてより詳しく知りたい方のために、ポータルサイトも含めた従来のWeb広告との違いや、その他の成功事例を紹介した資料をご用意しております。
自社にマッチした検討者を集めて、資料請求ではなく、契約に繋げたいなら、自社の「強み」を相手に理解してもらう伝え方が必要です。ご興味のある方はこちらよりダウンロードして下さい。
オーナー募集サイトに頼らない新しいWeb戦略を見直したい方へ
現在、フランチャイズオーナー加盟検討者を集客中で、ある程度の問い合わせはあるものの、
「契約に繋がらない…」
とお困りではありませんか?
Zenkenでは、業界における貴社の「強み」を打ち出し、「強み」を必要とするオーナー加盟検討者を集客し契約に繋げる「ポジショニングメディア」をはじめとしたWeb集客戦略づくりを得意としています。
フランチャイズ業界をはじめ、120業種以上のWebマーケティング支援実績があります。
単なるWeb広告の提案ではなく、自社のサービスの強みを理解してくれる反響をしっかり獲得したいご方針があれば、お役立ちさせていただきます。
ご案内の際には、貴社の市場分析、市場におけるポジショニング設計、競合他社のリサーチしたWeb戦略資料を作成してご提案いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。