自社のブランディングや販促のためにキャンペーンを実施したいものの、ノウハウやリソースの不足に直面していませんか。当記事ではキャンペーンをスムーズに実行し、利益を最大化させる今注目のキャンペーン事務局代行会社をご紹介します。自社に合うサービスを探している方はぜひ参考にしてみてください。
おすすめのキャンペーン事務局代行会社
定期的なキャンペーン
不定期・単発キャンペーン
アクセスプログレス
強み
自社内完結型で急ぎの案件に対応。手作業や小回りが必要な機械的にできない人力作業が得意
キャンペーン事務局代行会社の一覧表
会社名 | サービスの特徴 |
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ディー・エム広告社(DMK) |
初めてでも安心!企画立案からキャンペーン後のデータ集計までワンストップで依頼できる
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ウィズ・プランナーズ |
最短1日~依頼OK!短期スポットから長期間スポットまで幅広く対応可能
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ジェイヴイコミュニケーションズ |
多彩なキャンペーンからニーズに合わせて選択可能!目的に合わせたキャンペーン実施が叶う
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アクセスプログレス |
年間運用1,000件以上!豊富なノウハウを駆使して質の高いキャンペーンを実施
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ディモルギア |
学会運営の準備から当日運営、事後フォローまでトータルサポート!
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ヤマトコンタクトサービス |
ヤマトグループの物流ネットワークを駆使したキャンペーン事務局サービス |
マインドシェア |
社内に事務局ブース・対応スタッフを配置しているためトラブル対応がスピーディー |
パルディア |
自社開発のLINEキャンペーンツール「CR SUPPORTER」を提供している |
シャトルロックジャパン |
ARを活用したプロモーションにも対応している |
ベターサービス |
「応募システムの構築」から依頼できる事務局代行サービス |
かんでんCSフォーラム |
キャンペーン事務局の運営方式を3種類から選択できるシステム |
アグレックス |
キャンペーンの実施データ分析サービスも提供 |
データセレクト |
はがき・FAX・DMといった具合に様々な媒体に対応。問合せやクレーム対応もお任せ。 |
データビジネスサプライ |
物流センターが併設されているので、景品発送業務も一任が可能 |
ソフトロック |
SNS事務局の代行サービスも提供。InstagramやX(Twitter)などに力を入れている企業向け |
ベルシステム24 |
独自の入電予測を行っており、繁閑差を考慮した運用代行が可能 |
クォス |
キャンペーンの他にセミナーなどの事務局代行にも対応 |
ドルフィンKOTO |
独自システムを使ってSNSキャンペーンのWeb申し込みを実現 |
ディグニティ |
中小企業向け!30件程度の小規模案件にも対応しているサービス |
ビジネス・ソリューション |
最短2日で事務局を開設!突発的なキャンペーン施策にも対応が可能 |
東京ステップ |
応募サイトの制作やシステム開発まで一貫して代行できる |
エルグッドヒューマー |
データの社外持ち出しNGの場合、常駐型オンサイトBPOも可能 |
地元カンパニー |
タログギフトに強みを持っているキャンペーン事務局代行会社 |
シェアコト |
Instagramの写真投稿キャンペーンを得意としている会社 |
キャンペーン事務局代行とは?
キャンペーン事務局代行とは、企業がキャンペーン施策を実施するうえで、必要な業務を代行するサービスのことです。
企業がキャンペーン施策を実行する際は、企画の立案者が事務を担うケースは少なくありません。ただ、キャンペーンの規模が大きいほど煩雑な業務が必要となり、自社で賄いきれない場面が出てきます。
ある程度の規模になると予想される場合は、事前にキャンペーン事務局代行を検討したほうが安全です。
主なキャンペーンの形式
キャンペーンの形式は「オープンキャンペーン」と「クローズドキャンペーン」の大きく2つに分けられます。
オープンキャンペーン
オープンキャンペーンとは懸賞のように誰でも参加できるキャンペーンのこと。
基本的に企業や商品の「認知度向上」を目的としています。
誰でも参加できるため、幅広い層にアプローチできるのが特徴。まだ企業や商品を認知していない層に対してもキャンペーンを通してPRすることができます。
クローズドキャンペーン
クローズドキャンペーンとは、商品やサービスを購入した顧客を対象としたキャンペーンのこと。
レシートやシール・バーコードで応募するのが主流となっており、商品やサービスの「購買促進」を目的としています。
メインターゲットが既存顧客となるため、クローズドキャンペーンを通してその商品やサービスに興味がある消費者のデータを集めることができます。
集めたデータをそれ以降の販促やPRの資料として活用できる点もメリットとなるでしょう。
主なキャンペーンの応募方法
キャンペーンの応募方法は主に下記の3つとなります。
商材やターゲットによって、適切な応募方法を選択することがキャンペーン成功への第一歩となります。
Web上での応募
Web上の企業HPやキャンペーンサイトから応募する方法です。
昨今の主流となっており、インターネット環境があれば場所を選ばずに応募できる手軽さが特徴です。
SNSでの応募
InstagramやX(旧Twitter)、LINEなどのSNSから応募する方法です。
投稿が応募条件となっているものから、シェアやリアクションのみで応募できる手軽なものまでさまざまな種類があります。
拡散力があるため商品やブランドの認知拡大に効果的です。
ハガキでの応募
指定の住所にハガキを送って応募する方法。
商品を購入することで応募できる「マストバイキャンペーン」にもハガキで応募する方法が活用されています。
またターゲットに高齢者が含まれる場合、馴染みのないWebやSNSよりもハガキが好まれる場合があります。
キャンペーン事務局の運営フロー
キャンペーン事務局の運営は大きく6つの段階に分けて進めていきます。
1.キャンペーンの企画・立案
キャンペーンの目的や目標を明確にして、キャンペーンの内容や応募方法、商品の選定などをおこなっていきます。
2.スケジュール作成や人員配置
キャンペーンがスムーズに進むように必要なタスクを洗い出して、人員配置やスケジュールの作成を行っていきます。
3.応募受付・問い合わせ窓口の設置
応募受付や問い合わせのためのメールアドレスや電話番号・応募フォームの準備をしていきます。またお問い合わせがあった際に対応できるよう、人員配置をして窓口の整備もしていきましょう。
4.当選者抽選
応募条件を満たしているかや重複での当選が無いかなどの確認を慎重に行い、当選者を抽選していきます。
5.当選連絡と景品の発送
抽選がおわったら当選者に連絡を行います。当選通知状や送り状を添えて商品を発送します。配送状況の確認も行い、未達や送り先の間違えなどがないかも確認するようにしましょう。
6.キャンペーンの成果の検証と分析
景品の発送が完了したら、今回のキャンペーンの応募数や問い合わせ数、Webサイトのアクセス数などからキャンペーンの成果の検証と分析をします。
キャンペーン事務局代行を依頼するメリット・デメリット
キャンペーン事務局を代行してもらうメリットとデメリットを紹介します。下記のポイント踏まえて、キャンペーン事務局の代行を依頼するか否かを検討してください。
メリット
蓄積したノウハウをもとに業務を代行してもらえる
キャンペーン事務局代行会社に依頼すると、パートナー会社の過去の実績を活かした、自社に合った施策・業務内容を提案してもらえます。成功したキャンペーン施策のノウハウをもとに代行しているので、炎上リスクに備えられます。また、何か手違いがあった際に直ぐに対応できるため、企業やブランドイメージを損ねる心配がなくなります。
特にSNSを使ったキャンペーンは情報が拡散されるスピードが速い分、炎上スピードも速く、早急な対策が必要です。
過去にはTwitterキャンペーンでメッセージを自動返送するBOTを複数作成した企業が、消費者に不審がられて炎上する事態に陥ったケースもあります。収束まで2時間とスピード感を持って対応したことで、被害を最小限に抑えられています。
キャンペーン運営に伴う負担を軽減できる
キャンペーン事務局代行会社を活用すると、キャンペーン運営に伴う業務負担を軽減できます。
キャンペーン施策を実行するには、企画の立案から問い合わせ対応、商品の発送や分析といった具合に複数の工程が必要です。自社で一から業務を行うには時間・コスト・労力を必要とするため、必然的に担当者の負担が増えてしまいます。
業務を一部代行してもらい、担当者の事務作業を減らすことで、人為的なミスの削減に繋がります。また、第三者のチェックが入るので、自社では気づけなかった間違いも発見できます。
個人情報の漏えいリスクを低減できる
キャンペーン事務局代行会社へ依頼すると、個人情報の漏えいリスクを低減できるのもメリットです。
キャンペーン施策を行うと、多くの個人情報を取り扱うことになります。しかし、管理体制のノウハウが整っていないまま進めてしまうと、情報漏えいのリスクが高くなるのです。
キャンペーン事務局代行サービスを提供している会社は個人情報管理の仕方に精通しています。そのため、キャンペーン実行のために自社で新たに個人情報の管理体制を整える必要がありません。社員の業務負担を減らせるうえ、専門的な知識をもった業者に任せることで人為的なミスを低減できます。
キャンペーン施策の分析・評価できる
キャンペーン事務局代行会社によっては、キャンペーンに伴う事務作業の代行だけでなく、戦略の立案から分析まで代行しているケースがあります。キャンペーン施策をプロの目から見て分析してくれるので、自社に不足している技術や対応を明確にできるのもメリットです。
自社でPDCAサイクルを回すよりも早く評価できるため、スピード感を持って次回のキャンペーンの改善に取り組めます。
キャンペーン事務局代行会社には蓄積してきたノウハウがあるので、SNSキャンペーン施策のリツイート数やいいね数をある程度予測できます。規模による反響の目安を立てたうえで、実際の反響と比較してもらうことで、具体的な数値をもとに改善策が練られます。
前回のキャンペーンで収集したデータがうまく活かすことができれば決裁権者に次のキャンペーン企画を持ち掛けやすくなり、予算の確保が容易になる効果が見込めます。
デメリット
社内にキャンペーン運営のノウハウが蓄積しない
キャンペーン運営を外部に依頼すれば、代行会社のノウハウを利用するため、社内にノウハウが蓄積されません。自社で運営する場合、人手や知識が慢性的に不足しているため、応募者を満足させるスムーズな運営は難しいでしょう。
運営に必要な全ての業務を丸投げするのではなく、代行会社の業務を管理監督することが大切です。社内の窓口担当者は、まず、キャンペーン全体像を把握し、代行会社にどのような業務を任せているのかを細かく理解することで、運営ノウハウも徐々に蓄積されていきます。
外注コストが発生する
キャンペーン事務局の運営を委託すれば、当然のことながら外注費が発生します。キャンペーンの種類や委託する内容によって費用も異なりますので、依頼する際には、運営代行にかかるコストとキャンペーンのバランスが適切であるかを確認することが大切です。代行にかかる費用相場については次項でご確認ください。
キャンペーン事務局代行の費用相場
キャンペーン事務局代行の費用相場は、代行できる内容によっても異なります。費用を公式サイトに掲載している企業は少なく、ニーズや規模に応じて料金を提示している代行会社が多いようです。
ここでは、上記で紹介したキャンペーン事務局代行サービス会社18社のうち、利用料金を掲載している会社の情報をまとめて掲載しています。キャンペーン事務局代行を依頼する際、費用相場の目安としてご活用ください。
代行する業務ごとに料金設定を行っている会社が多く、業務範囲が広くなるほど代行費用がかさむ可能性があります。
- 基本料金:月額5万円~
- 応募受付:5,000円~
- データ入力:単価32~300円
- はがき集計:単価5円
- 問い合わせ対応(電話・チャット・LINE等):単価300~1,000円
- 応募リストの作成10,000~30,000円
- 抽選会:30,000円~
- 週報:月額10,000円~
- 商品保管・発送300円
- はがきキャンペーン:月額15万円~
- Twitterキャンペーン:月額28万円~
- インスタグラムキャンペーン:月額30万円~
キャンペーン事務局代行業者を選ぶ際の注意点
キャンペーン事務局の運営を外部の専門業者に委託する際、成功へ導くためには正しい業者選定が重要です。以下のポイントに注目して、最適な代行業者を見つけましょう。
実績とノウハウが豊富な業者か
業者選びの第一歩は、実績の確認です。過去に手掛けたキャンペーンの種類や規模、成果をホームページ等で調べ、その業者が自社のニーズに応えられるかを見極めましょう。
セキュリティ面で信頼できるか
個人情報の取り扱いが伴うため、セキュリティ面での信頼性は欠かせません。 プライバシーマークの認証取得や、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証を受けている業者を選ぶことが推奨されます。 これらの認証は、業者が適切なセキュリティ対策を講じていることを示す証です。
自社の課題に対応できる業務範囲か
キャンペーンに必要な事務作業は多岐にわたります。 企画立案から実施、分析までトータルでサポートできる業者を選ぶことが大切です。また、必要なサービスを具体的にリストアップし、それに対応できる業者かどうかを事前に確認しましょう。
相談体制は整っているか
事前の無料相談で具体的な要望や疑問点をしっかりと伝えられるかも重要なポイントです。良好なコミュニケーションを取れる業者であれば、キャンペーンの運営もスムーズに進むでしょう。
これらのポイントを「委託業者選定チェックポイントリスト」として整理し、実際に業者を選ぶ際に参考にしてください。適切な代行業者選びが、キャンペーン成功の鍵を握っています。
キャンペーン事務局代行に関するよくある質問
Q1.どれくらいの対応依頼数になるかわからないのですが、相談はできますか?
キャンペーン事務局代行の実績がある会社であれば、これまでの経験値から対応件数の予測が可能なので、対応件数が予測できなくても問題ありません。 どのようなキャンペーンなのかをくわしく説明すれば、キャンペーン代行会社側から最適なプランを提案してくれます。
Q2.急なご依頼でも対応は可能でしょうか?
会社によってコールセンターの規模など常時確保しているリソースが異なりますが、まずは公式サイトで即応が可能か、確認するようにしてください。 会社によっては一定の準備期間が必要な場合もありますので、注意しましょう。
Q3.まだ入札の検討段階なのですが、このタイミングでも相談できますか?
しっかり要件が固まっていない場合でも、相談だけであれば無料で受けられる会社がほとんどです。 さらに見積もりや概算コストの提示を依頼すれば、ざっくりとした費用感を教えてくれますので、早めに相談してみることをおすすめします。
Q4.キャンペーン事務局の主な業務内容はなんですか?
キャンペーン事務局の業務内容は、大きく企画業務と事務業務の2つに分類されます。 企画業務とは、キャンペーン全体の企画・設計やキャンペーンの広告・宣伝活動、応募ハガキや応募サイトのデザインといったものが含まれます。 事務作業とは、当選者の抽選・選考や景品の手配・発送、問い合わせ対応など非常に多岐にわたります。 これらの工程をすべて自社のリソースでカバーするとなると、メイン業務を圧迫してしまうことにもなりかねません。 必要に応じて、キャンペーン事務局代行会社への依頼を検討してみると良いでしょう。
キャンペーン事務局代行まとめ
一口にキャンペーン事務局の代行サービスと言っても、SNSキャンペーンまで対応している代行会社から、Web応募サイトの制作まで請け負っている代行会社などさまざまです。
キャンペーン事務局代行は個人情報を扱うサービスなので、トラブル防止のためにセキュリティ対策の体制がしっかりできているかどうかを確認し、設定可能な期間なども質問してみましょう。
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- 本記事は、本記事は、2024年03月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。