放課後等デイサービスの差別化ポイントとは
最終更新日:2021年08月31日
放課後等デイサービスの差別化戦略
放課後等デイサービスの集客で困っている方は、他の施設との差別化を図ることが重要です。しかし、どのように差別化すれば良いのでしょうか?以下で詳しく解説いたします。
サービス内容での差別化
放課後等デイサービスは、どの施設も似たようなサービス内容なので、差別化を図ることが難しいです。その中で意識するのは以下の様な点です。
- 良い人材の採用
- 療育の再現性が高さ
- 安全を第一に考え、安全に対する投資を削らない
- 運営ルールの統一
また、特化した強みのあるプログラムをアピールし、集客を図ることも重要です。すなわち素晴らしい人材を採用し、質の良いプログラムで療育を行うといったことを通して、結果を出すこと。
できなかったことができるようになることで、利用者の満足度も高まり、良い口コミが増えて集客に繋がります。
学校の先生が見学に来る
放課後デイサービスの、最低水準を満たすサービスの提供を行うことが重要です。放課後デイサービスの最低水準とは、学校の先生に参考にしたいと思ってもらえるようなサービスのことです。利用している子どもたちが
- 居心地が良いと思っている
- 楽しい場所だと思っている
- 成長を実感できる
そんな施設は学校の先生たちに評価される施設だといえるでしょう。
先生たちに、学校でも取り入れたいと思ってもらえるようなサービスを提供していますか?
今一度、自社で提供しているサービスの質やプログラムを見直し、学校の先生たちに見学したいと思ってもらえるようなレベルを目指してください。
他の施設にはないサービスの提供
保護者の方々が放課後等デイサービスをどこにすべきか、なかなか決められない理由の一つは、どの施設も似たように見えるから。差別化しにくい業種ではありますが、少しでも独自性のあるサービスを加えることで、差別化を図ることができます。
例えば、子どもたちが感性や思考力を養える支援を行うのがおすすめです。お絵描きや工作、職業体験といった時間を設けてみると良いでしょう。
放課後等デイサービスの施設の中には、送迎サービスを提供していない施設もありますので、送迎サービスを行うことも差別化につながります。
またプログラムとして、地域のお祭りやボランティアなどの参加を取り持つのも良いですね。独自性のあるプログラムを組むことで、保護者が自社と他社の施設の違いが分かりやすくなります。
コンセプト・想いでの差別化
他の放課後等デイサービス施設と差別化するには、上記でお伝えしたような、特別なサービスを提供して差別化を図る方法があります。しかし、特別なサービスを提供しなくても、コンセプトや想いなどで差別化することも可能です。
サービスで差別化を図るのと違って、コンセプトや想いなどは差別化がしやすく、人と関わる介護・福祉の業界では大切にされるポイントでもあります。
なぜそのサービスやプログラムを行なっているのか、その理由やこだわりなどをアピールすることが重要です。
なんとなくプログラム活動を行うのでは、他者の印象に残りません。こだわりが独自性を産み出し、差別化に繋がるということをぜひ覚えておいてください。
イベントの開催
放課後等デイサービスでの集客を成功させるためには、定期的にイベントを開催することが大切です。イベントには、
- 夏祭り
- キャンプ
- クリスマス会
などがありますが、できるだけオリジナリティのあるイベントの企画をするのがおすすめです。地域にある他の施設と比較して、
- どの施設も行っておらず
- また子どもたちや保護者のみなさんに喜んでもらえる
そのようなイベントを開催し、差別化を図りつつ、集客に繋げましょう。また子ども向けのイベントだけでなく、保護者同士が交流できる勉強会や、育児に関するセミナーなど、保護者向けのイベントを開催するのも良いですね。
どのようなイベントを開催しても、最後に施設に関する保護者向けの説明会の時間を設けるようにし、集客に繋げてください。
差別化した強みを伝える広告手法
チラシのポスティングや新聞折込、また営業を行うといった広告手法を用いることで、放課後等デイサービスの集客に繋げることが可能です。
しかし、今の時代は最終的に施設名などを検索してホームページにたどりつき、情報収集する人が多いです。したがって、ホームページを充実させることが重要。
放課後等デイサービスを探している人たちは、いくつかの施設のホームページを1分ほど見て比べる傾向があります。したがって、自社の魅力、強みなどアピールポイントはTOPページの最も目立つ場所に記載しておくことが大切です。
また、どの施設のホームページもデザインが似ていますので、キャッチコピーなどを用いて閲覧者の印象に残るように工夫をする必要があります。
検索したユーザーにより刺さるコンテンツを
自分の施設が持つ差別化した強みは、どのようなユーザーが求めているのかを、今一度考えてみてください。そしてそのユーザーはどんな悩みや疑問を持ち検索しているのかを分析しましょう。
その悩みに答えるコンテンツを用意しておくことで、施設を知ってもらうチャンスが増えます。自社のホームページにたどり着いた人が、
- 何度も繰り返し見に来てくれるような
- ぜひこの放課後等デイサービスに子どもを預けたいと思えるような
そんな魅力的なコンテンツをつくってください。ホームページやコンテンツの制作が難しいと感じる方は、プロに依頼してつくってもらうのも一つの手でしょう。
コンテンツマーケティングの運用支援依頼、オウンドメディアの制作、内製化を成功させたいとお考えの方は、まず資料をダウンロードしてご確認ください。
関連記事